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空を見上げることが好きです。


だからいつもついつい。


空も雲も太陽も月も星も。


高校生の頃、

部活の帰り通、

ペダルをこぎながら星を数えることに夢中になって、

路駐している車にノーブレーキで激突。

チャリンコを2台つぶしたことがあります。

ぱん衛門です。

仕事を終えて、工房の外にでる。

セブンスターを一服しながら、

南の空、

駿河湾上空を行き交う旅客機の赤い点滅を、つい無意識のうちに数えてしまう。


「今日は7つ見つけた。」


たったそれだけのことがうれしかったりする。


「空への想い」はどうやら遺伝するものらしく、娘二人に


「飛べるほうき、こんど見つけたらきっと買ってね!」


と、最近せがまれています。


「ああ、約束な。」


あなたたちの父親の時代にはまだ、

『ほうき』も『デッキブラシ』もなくて、

唐草模様の風呂敷のマントでしたが。


 ぱん衛門